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2013年07月17日

「石垣島では、風力...」

「石垣島では、風力...」

「遭難するか否かは家のドアを開けた時から決まっている」

記憶に頼って書いているので表現は多少違っているかもしれないが、
三重の山岳会のどなたかのご発言らしい。
(昨年厳冬期の藤原岳の遭難騒動の際に某ブログで見かけたもの)

山岳での最大の脅威はまず悪天候


山岳は子どものころからの憧れ。
その頃から気象についてはかなり興味があって、NHKラジオ第2の「気象通報」をよく聴いていた。

写真に写っている「天気図の見方」は中学生ぐらいの頃に入手したもの。
(気象衛星「ノア」なんて記述があると、時代を感じる(笑 )


それから数十年経過して、山岳気象専門の予報利用もすっかり定着している昨今。

昨年、愛知山岳連主催の講演会に参加させていただいて、
「山岳気象大全」の著者であり、山岳気象予報のおそらく日本の第一人者である、
猪熊隆之氏の講演を聴く機会を得た。

山岳愛好家の方なら、多かれ少なかれ衝撃をもって受け止めた、数年前のトムラウシ遭難の一件。
北海道であれ、中部山岳であれ、夏山といえども天候への甘い見込みは命取り。
濡れ、風を軽く見ることは許されない。

妻からはいつも言われる、
「お天気悪いのに山なんかいっても仕様がないでしょう!」

ハイ、その通りでございます。 (>_<)

通信やポータブルデバイスの進歩で、いまや山岳の主要エリアでもネットの情報が主流。
便利な世の中になったと思うが、情報を得るだけ、見るだけというのにはいささかの疑問と反発が...。

「山岳気象大全」の冒頭はこのキーワードではじまる。

「観天望気」

気象、天候は絶えることのない音楽の演奏の様なものだと思うし、自然の摂理は常にバランスをとり続ける。

熱が溜まりすぎれば、冷まそうとする。

この三連休、天気予報とにらめっこしながら何処か出撃と考えてましたが、
北アは早い段階で候補落ち(中部の北半分はまだ梅雨の様)、
南アの北岳でも何とか日帰りと思ってましたが、やはり何ともさえない空模様。

結局、完全自宅待機となりました。
軽い熱中症気味で、最初2日は午後は寝込んでました。

さてさてこの週末も果たして…。


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