晴れのち曇りそして小雪...残雪の涸沢、穂高2
GWの穂高山行記の2日目(北穂高岳登攀)そして最終日(下山)の様子。
東海地方もすでに梅雨入りしているこのタイミングですが...(^^;)
2日目からご一緒したtouch!papaさんの山行記で詳しい様子はすでにレポ済みなので、簡単に。
涸沢小屋が標高2350mに位置しているらしいので、この辺りだと2600m前後?
雪山ではpapaさんのペースにはついていけないので、先行してもらいました。
北穂沢、この日の雪面の締まり具合はまずまずでしたが、
なかにはトレースが崩れている箇所もあり、
ルートの選択は先行者の方も結構あちこち入り乱れてました。
終盤かなり斜度がキビシい瞬間があり、周囲見るとアックス打ちまくり
私も負けじと、アックス打ち付けては登り、をしばし繰り返しました。
登るというより、落ちたくないからよじ登る感じ(ちょっとオーバーですが 笑)
天気は薄曇りですが、ガスはなく、槍をバックに記念撮影~♪
ざっと650mは登ったので、理屈の上では、東京スカイツリーを歩いて登れるハズ?
おやま~ず も少しは逞しくなったカナ(爆
この時期名物の雪の階段おりて北穂高小屋へ。
評判通りのニートな感じ、すてきな山小屋。
ストーブの暖房の利いたサロンでホットミルクで人心地。
しばらく室内で暖をとり休憩したあと、前庭から槍~大喰(おおばみ)~南岳、そして大キレットを臨む。
日本を代表する稜線...言葉は不要。
さあ下山というタイミングで小雪舞う穂高の稜線。
でもほんのひとときで上がり、ホッとした。
下山後は小屋とヒュッテで祝杯その1、その2、テン場に戻って、その3.....と、
ミニボトル○本が空いてお開き。
前日と違ってこの日は風はないけど、ずっと曇天。
下山のシリセードで背面のアンダー上下がかなり濡れたのがまったく乾かずかなりヘコんだ。
最終的に、ホッカイロを3枚ほど貼ってようやく乾きましたが、残雪期は着替えが必要だと痛感。
ブーツもかなり湿っていて、それ考慮すると、乾燥室使える小屋泊でもいいかもという気がしましたね。
予定通りのスケジュールこなしたので、食事した後は睡眠。今回も星を観る機会には恵まれず。
翌朝は気持ちいい晴天!疲れた身体も気分がかなり上向く。
フリーズドライもいい加減飽きてきたけど、景色がいいからね~。
ヤマの朝はサイコーだ。
下山前にスナップを。
この日は早朝にモルゲンロートもやや色薄めだけど、出現。
写真より実物を見るのが一番です(笑
3泊もしたので、下山の名残惜しさはひとしお。
来年はGWはヤマはお休みの予定なので、雪の涸沢にはしばしのお別れ。
何度も何度も振り返りました。無事に山行終了という安心感と寂しさが同居。
下山日も上高地BTまで雨もなく帰着できました。
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